PhotoGimmick blog

北海道での写真撮影や旅行の日記、撮影スポットやグルメの紹介。

2016年3月9日の部分日食の撮影に向けた撮り方を考察、2012年の日食を撮影した時の写真を振り返る

      2016/02/03

 2016年3月9日は日本で部分日食が見られますね。もう少しです。
 今日は、2012年に撮影した部分日食の写真と、同年の金星の日面通過の写真を載せてみます。

■日食前の太陽
部分日食焦点距離300mm+超解像ズーム2倍(35mm換算値900㎜相当)を4倍切抜き(縦横1/2ピクセル)
ND400を2枚使用。ISO100、F11、1/100sec

 2009年に初めて日食を撮ろうとした時は難しいだろうかと思いましたが、実際にやってみると大したことはないです。簡単でした。
 絶対に必要なものはNDフィルターです。これが無いと太陽が明るすぎるために、幾ら絞ろうとシャッター速度を速めようと限界があります。
 しかし、NDフィルターさえあればそんな明るすぎる太陽も普通の被写体のように撮れてしまいます。

 NDフィルターですが、ND8からND400までが一般的でND10000なんて言う、もう太陽しか撮らないだろうくらいのものまであります。言うに及ばず、できればフィルターは重ねない方がいいと言う定石に従えばND10000とか買えばいいのですが、太陽撮影はライフワークじゃない人にとっては無用の長物。しかも高額ときたもんです。
 そこで、ND400を2枚買います。400かける400で16000です。ND16000と言う事になります。これならND400単騎でもいろいろ使い道がありますから建設的です。

 ND400は持っているけど、望遠レンズのフィルター径は大きいから、新たに大きいサイズの買わなくちゃならないかというとそうでもありません。
 太陽を撮ると周りは真っ黒です。ケラれていても誰も気付きません、気付けません。なので、ステップダウンリングを買ってきて付けちゃいましょう。
 太陽さえケラれなければ何の問題もありません。これは望遠の強さとフィルターのサイズで決まりますから予め実験しておかなければなりませんが。
ちなみにAFでピント合ったりします。正確に頑張るならMFですが。案外ミラーレスだったら一眼レフより合焦精度は高いのでいけると思います。いわゆるコントラストAFなら一眼レフでも。

 後は、ありきたりですが三脚、レリーズ。ブレるほど遅いシャッター速度にはなりませんが、念には念を。タイムラプスも作るなら必須です。
 そしておすすめはビクセンのポラリエです。いわゆるポータブル赤道儀なんですが、太陽のモードがあるからです。
 太陽は24時間でぐるっと地球を照らすわけですが、1時間で15度、1分で0.25度も動いちゃうんですね。0.25度って大したことないじゃんと思うんですが35mm換算で800mmの場合、垂直の角度は約1.7度しかありませんから、みるみる太陽は画面の外へ逃げていきます。
 これを修正しながら撮るのは正直億劫です。面倒です。参考に部分日食を撮影した動画を載せてみます。10分もしないで画面から消えていこうとしています。レンズの画質は中央が一番いいですから、できれば中央に太陽を置いておきたいですし、タイムラプス撮影では追従する意義が重要です。

■2012年部分日食の動画

怠い動画ですがw結構動くんです。びっくりです。

■日食の始め
部分日食焦点距離300mm+超解像ズーム2倍(35mm換算値900㎜相当)を4倍切抜き(縦横1/2ピクセル)
ND400を2枚使用。ISO100、F10、1/200sec

■部分日食の最大付近
部分日食焦点距離300mm+超解像ズーム2倍(35mm換算値900㎜相当)を4倍切抜き(縦横1/2ピクセル)
ND400を2枚使用。ISO100、F9、1/200sec

月の輪郭がボコボコしているのが判ります。もっと望遠が強ければもっとはっきり写るんでしょうね。望遠鏡があれば、超解像ズームもトリミングも要らないんだけどなぁ(笑

最後に金星の日面通過(太陽面経過)を金星の日面通過

2030年には北海道で皆既日食が見られますから、それも楽しみです。

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